クリスチャン・ディオールは1946年「クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾン」を、パリのモンテーニュ通りに開業。その後、ロングドレス、チューリップラインなどとよばれるシルエットが印象的なデザインを次々と発表します。そしてディオールは、1947年にパルファン・クリスチャン・ディオール社を設立します。濃厚な香りが主流だったそれまでの香水のイメージをくつがえし、優雅でさわやかに温かみを加えた「ミスディオール」を発表。「香水の瓶を開けると私が作ったあらゆるドレスがあらわれ、そのドレスと香水をつけた女性が通り過ぎたとき、誰もがうっとりし振り返ってしまうような香水を作りたい」・・という有名な言葉を残しています。